アレブリヘス(Alebrijes)とは、1930年代に誕生した、 メキシコを代表する木彫芸術です。
アレブリヘスの原型は、 粘土でつくった型に紙を貼付けてつくる「張り子」でしたが、 1980年代に入ると、オアハカ州の木彫作家たちが、 これを「コパル」と呼ばれる木を使って作るようになり、 メキシコ全土に広まってゆきました。
アレブリヘスで表現されている不思議な生き物たちは、 作り手であるアーティストたちのイマジネーションから生まれています。 私たちが普段目にする普通の動物たちのようにも見えますが、 どことなく風変わりだったり、この世には決して存在しないような生き物たちばかり。
これらの摩訶不思議な生き物たちは、 作り手たちの手によって、コパルの木から生命を受け、 鮮やかな色によって魂を吹き込まれてゆくのです。
いといろ –itohilo- がお届けするアレブリヘスは、 若きマエストロ、ハコボ・アンヘレス氏の工房でつくられたもの。 ハコボ氏は、妻のマリアさんと共に営む オアハカ州の山間のサン・マルティン・ティルカヘテ村の工房で、 創作活動を行う傍ら、後進の育成や、 アレブリヘス製作に用いるコパルの木の植樹活動などを精力的に行っています。
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